家の解体時にお祓いは必要?お供え物は何がいい?

家の解体を検討している人は、家の解体にはお祓いをすると聞いたけど、実際にしている人はいるのか?どのくらいの費用がかかるのか?と疑問に思っている人もいるでしょう。

家を建てるときには地鎮祭というお祓いをしますが、解体時にお祓いをするかは人によって違います。

そこでこの記事では、家の解体前後のお祓いについて、具体的に何をするか?お供え物や費用はどのようになっているか?について詳しく解説していきます。

お祓いは必要か?

お祓いは必要か?という問いに対しては、人それぞれ考え方が異なりますが、そこまで費用はかからないのでお祓いをしておくことに越したことはありません。ただ、お祓いも以下のように色々な種類があるので、その内容を理解して必要かどうか判断すると良いでしょう。

解体工事前に行うお祓い:仏壇や神棚の撤去

解体工事前に行うお祓いは、長年お世話になった家にお礼をいって、家に宿った気や魂を抜くという意味があります。また、お祓いという名称ではなく「解体式」と呼ばれることもありますが、やることは同じです。特に解体前に行うお祓いとしては、仏壇や神棚を撤去するときの「魂抜き」が挙げられます。

魂抜きとは、魂が宿りやすいものの魂を抜いて、「モノ」に戻してから撤去するという考え方です。神棚や仏壇を撤去するときには、仏壇屋に引き取ってもらうか、お寺に相談して魂抜きをしてから撤去するかのどちらかが一般的でしょう。

仮に、神棚が小さい場合は、きれいな白い布で包めば、近くの神社で引き取ってもらえることもあるので、神社に確認してみると良いです。また、魂抜きの費用は数万円ほどになります。

解体工事前に行うお祓い:井戸の撤去

また、古くからの日本の慣習で、井戸の撤去(埋め戻し)のときにお祓いするのは一般的です。というのも、昔は井戸を大変な思いで掘って、「水」という貴重なものを地域の人にもたらしていたからです。その感謝の意味でお祓いをしてから解体することが多いく、前項と同じく費用は数万円ほどになります。

解体工事後に行うお祓い

また、解体工事後に行うお祓い…正確にいうと解体して家を建て替えるときには、「地鎮祭」というお祓いをします。地鎮祭とは、工事の安全や今後の災いがないように土地の神様に祈祷をささげることです。

地鎮祭には、初穂料やお供え物の料金、ほかにもご近所への菓子折り、関係者の方へのお弁当代がかかります。そのため、費用の相場は10〜20万程度でしょう。地鎮祭のお供え物は、酒、米、塩、水、野菜などがあり、施主が用意するのが通例です。

お祓いはやるべきか?

お祓いはやるべきか?と迷う方も多いと思います。一般的には地鎮祭をやるのは当たり前…という風潮はありますが、解体時のお祓いはそこまで厳格にやる人は多くないでしょう。そのため、お祓いをやるべきかどうかは以下を判断材料にしてください。

費用面

上述の通り、お祓いの費用はそもそもそこまで高くはありません。というのも、解体費用自体が100万円単位でかかってくるため、数万円の費用はそこまで負担増というわけではないからです。これが10万円・20万円であれば迷うところではありますが、費用面から考えるとお祓いをしても構わないと思う人も多いのではないでしょうか。

気持ちの面

お祓いをしなくても良いのでは?と思っている人は、そもそもお祓いにあまり意味を見出せない方でしょう。要は、お祓いなんて意味あるの?と思っている方です。ただ、仮に解体費用で事故が起きたり、何か嫌なことが起きたりすれば、「お祓いをしていなかったせいでは?」と思うこともあるでしょう。そのため、お祓いをしておくことで、気持ちの面で楽になることもあるのです。

家の解体時でお祓い以外にやっておくべきこと

前項までで、家の解体時のお祓いとは何をするのか?費用はどのくらいか?などが分かったと思います。次に、家の解体時にお祓い以外でやっておくべき以下について解説します。

  • 解体業者の選定
  • 家具や家電の処分
  • 近隣への挨拶
  • ライフラインへの連絡

解体業者の選定

まずは、解体業者の選定です。というのも、解体業者の質はさまざまなので、優良な解体業者を選定することで、上述したようなお祓いについても的確なアドバイスがもらえるでしょう。そんな「優良業者の選定」をするためには、解体工事のナコウドというサイトを利用すると良いです。

ナコウドとは?

ナコウドとは、複数の解体業者へ一括で見積もりを依頼できるサイトになります。通常、解体業者へ見積もり依頼をするときは、ネットなどで業者を探して見積もり依頼する…という面倒な作業が発生します。一方、ナコウドを利用すれば物件の住所などから解体可能な業者を選定してくれ、かつ複数業者へ一括で見積もりすることが可能です。

ナコウドのメリットは?

ナコウドのメリットは、前項のように一括で見積もり依頼できるので楽という点以外に、専門の解体業者に見積もり依頼できるという点になります。というのも、たとえばハウスメーカーや工務店経由で解体依頼をすると、ハウスメーカーや工務店を経由して解体業者に連絡がいきます。

そうなると中間マージンが発生する可能性があるため、専門の解体業者に依頼した方が安価に済む可能性が高いのです。そんな「専門の解体業者へ見積もり依頼できる」という点も、ナコウドを利用して見積もり依頼する大きなメリットといえるでしょう。

家具や家電の処分

また、上述のように神棚や仏壇は魂抜きなどのお祓いが必要ですが、家具や家電などの不要品は自分で処理しておくことで解体費用を安価に抑えることができます。というのも、家具や家電などの処理を解体業者に依頼することは可能ですが、廃棄物が増えますし手間も増えるため、解体費用に上乗せされるのです。

そのため、自分で粗大ごみとして廃棄したり、買取業者に引き取っておいてもらったりすれば、余計な処理費用はかかりません。

近隣への挨拶

また、解体工事をはじめる前に、近隣への挨拶は必須です。地鎮祭などでも近隣の方へ声がけしますが、解体前のお祓いは基本的に近隣の方は関係ありません。とはいえ、解体工事に伴い騒音や粉じんなどが発生するので、解体工事を行うときには挨拶は必須といえます。

通常は解体業者が依頼者(施主)の代わりにあいさつ回りをすることが多いですが、親しい間柄の人には施主も同行した方がスムーズでしょう。また、近隣への挨拶は後のクレーム防止にもつながるので重要といえます。

ライフラインへの連絡

そして、解体工事前にはガス・水道・電気・インターネット・ホームセキュリティなどに連絡をします。というのも、電気は電線を引き込んでいますし、ガスや水道は配管を通っています。また、ホームセキュリティやインターネットも回線を引き込んでいるので、解体工事前に撤去すべき設備があるからです。

家の解体時のお祓いまとめ

このように、家を解体するときのお祓いは、解体後の地鎮祭は一般的には行い、解体前はケースバイケースです。そもそも、仏壇や神棚が置いていないケースもあるでしょうし、井戸がない家の方が多いです。そのため、その辺りは費用面などを鑑みながら、お祓いするかどうかを判断すると良いでしょう。